思えば24年間、一度も地元を出ずに暮らしてきた。
家族、友達に恵まれ、なんの不自由のない生活を過ごしてきた。
平和ボケした俺は、仕事を疎かにし、麻雀に明け暮れ、本当の幸せを見失っていた。
このままだと俺の将来は、雀荘でたまに見かける小汚いオッサンまっしぐらだ。
そして俺は旅に出る事を決めた。
自分自身の為、REALでPEACEFULLなSEX LIFEを求めて。
出発の時間、早朝というのに家族、友達が見送りに来てくれた。
少し恥ずかしかったが、つくずく周りの人間に恵まれてると実感する。
バス、電車、飛行機、タクシー、船。
あらゆる交通手段を使ってたどり着いた先は、大自然が残る"イリオモテ島"。
デジタルな社会で汚染された身体を、大自然の恵みで浄化しようって theme.
あいにくの大雨だったが、今日から俺はこの島のとある民宿にお世話になる。
民宿で住み込みをさせてもらう代わりに、掃除や畑仕事等のお手伝いをするのだ。
民宿に着き、早速夕食をご馳走になる。
その後、自分の部屋に案内されてやっとゆっくりする事が出来た。
時刻は22時。
今朝までは地元にいたのに変な気分だ。
緊張、期待、不安に駆られながらも疲れていたのか、すぐに眠りについた。